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法律事務所への就職・転職(方法編)

弁護士の就職・転職

1 はじめに

こんにちはRayです。当ブログへのご訪問ありがとうございます。

今回は法律事務所への就職・転職をテーマにしたいと思います。

いわゆる大学生の一般就活と比べて、書籍やネット上での情報が極端に少ないため、司法修習から法律事務所へ就職し、その後、別の法律事務所への転職(正確には移籍ですが、あえて転職とさせていただきます。)をした経験のあるRayが法律事務所への就職・転職について語ってみようと思います。

なお、当ブログでは、司法修習生からの就職を「新卒での就職」又は単に「就職」経験弁護士(その他法曹含む)の転職活動を「転職」と定義しておきます。

大きなテーマですので、一度に書き切ることはできませんが、まずは、就職・転職活動の方法としてどのような手段があるのかについて紹介することにします。その後の、事務所選びのポイント、履歴書作成や面接対策などについては別記事でまとめていこうと思います。

したがって、今回の主なターゲットは、司法試験受験生、司法修習生、及び弁護士が想定されています。

とはいえ、その他の属性の読者の方にとっても、弁護士という異業種の就職・転職活動がどんなものなのか参考にはなると思いますので、興味があれば楽しく読めるのではないかと思います。

それでは中身に入っていきましょう。

2 就職・転職活動の方法

結論から言いますと、新卒での就職の場合でも、転職の場合でも、エージェントをつけるのが絶対にお勧めです!一部有料のサイト・エージェントもいますが、無料で利用できるので、利用のハードルは高くないですが、利用した場合のメリットは測り知れないです!

それでは、具体的にどのような方法があるのか見ていきましょう。

  • 知り合いの弁護士がいる法律事務所への就職・転職
  • 知人の紹介を介する方法
  • 法律事務所の求人サイトを利用する方法
  • 法律事務所のHPから応募する方法
  • エージェントを利用する方法

ざっと上記の方法が考えられるのではないかと思います。

私の経験も踏まえて具体的内容及びメリット・デメリット的なことを説明します。

3 Rayの経験を踏まえた考察

(1) 知り合いの弁護士がいる法律事務所への就職・転職

 私は、修習生時代、弁護修習の指導担当から事務所のイソ弁(アソシエイト)にならないか誘われました。とても光栄なことで嬉しかったです。なぜなら、弁護修習の2か月間朝から晩まで私のことを見た上での勧誘でしたので、その評価はホンモノと感じられたからです。

弁護修習の指導担当ではなくとも、知り合いの弁護士といえば、一定期間以上の付き合いがあるのが通常ですから、雇う方も雇われる方も、どのような人間か分かっているという点に安心感があります。

ここで相性が抜群であるとの判断ができたならエージェントなんかいらないです。即就職・転職してください。

ただし、この方法はハマれば一番有効な方法ですが、いかんせん、①知り合いの、②相性の良い弁護士が、③弁護士を募集しているという条件が満たされないと実現しないため、この方法だけに頼っていると心もとないと思います。

かくいうRayは、企業法務を専門に取り扱う弁護士になりたいという希望があったので、主に個人事件や中小企業の顧問業務を行っていた一人事務所の指導担当の事務所には就職しませんでした。

人としての相性が良かったので、事務所の居心地も良かったのですが、そもそもRayになると決めたときに目標とした企業法務系弁護士になるには適していないと判断しました。

Rayにとっては、知り合いの弁護士のいる事務所への就職・転職活動といえるものはこの一件限りでした。

Ray一人の例だけでは、サンプルとしてあまりにも少ないので説得力はないかもしれないですが、やはりこの方法だけで攻めるのはリスクが高いと思います。

(2) 知人の紹介を介する方法

次に、知人の紹介を介する方法があります。

例えば、新卒の就活では、①出身大学又は法科大学院の教授や先輩に紹介してもらう②司法修習の指導担当に紹介してもらう③教官に紹介してもらう④同期に紹介してもらうといったルートが考えられます。

転職の場面では、新卒の時に比べて自身のビジネスのネットワークも増えているので、上記に加えて、⑤弁護士の知り合いからの紹介⑥クライアントからの紹介⑦ビジネス上の知り合いからの紹介なども相当数あるものと思います。

Ray自身は、新卒の就活ではこちらに記載の方法は経験がなかったのですが、転職の際は、
結局お世話になることにはならなかったのですが、①のパターンで法科大学院でお世話になった教授から紹介をしてもらうという経験しました。

知人の紹介ということもあり、面接は和やかな雰囲気でリラックスできたのがとてもありがたかったです。一方で、知人の紹介だからこそお断りするときにかなり気を使いました。もちろん、会ってみないと自分に合うかどうかは分からないので、お断りする可能性もあることを説明した上で紹介を受けたのですが、それでも心苦しかったです。

以上のように、ある意味コネルートですので、簡単に面接まだたどり着くことができ競争が厳しくないというメリットがありつつも、お断りする際に気を遣うというデメリットがあるのがこの類型になります。また、やはり、この方法だけに頼るのも可能性を狭めてしまうという意味でオススメはできないでしょう。

(3) 法律事務所の求人サイトを利用する方法

日弁連が管理しているひまわり求人求職ナビに代表される求人サイトを利用する方法です(こちらは文字にリンクを貼ることしかできませんでした。分かりにくくて申し訳ないです。)。

採用活動を行っている法律事務所・会社・公官庁が一覧でまとめられており非常に便利です。

私も新卒の就職活動及び転職活動の際いずれもこちらを利用しました。

一覧性があるため、大量応募にも便利ですが、条件面等の明示がないため、応募していいものか迷ってしまうというデメリットは否めません。

また、面接が進んでいっても序盤から条件面を話題にするわけにもいかないので、いざ内定の段になったあたりで初めて条件を聞いて、

それなら応募しなかったのに!時間を返してくれ!

となってしまうリスクがあります。

この点、エージェントつけていれば応募する前から割と具体的なレンジを示してもらえますし、その他事前に確認しておきたい絶対譲れないポイントも聞いてもらうことができるので無駄がありません。

(4) 法律事務所のウェブサイトから応募する方法

今や、法律事務所といえども事務所のウェブサイトを持っている事務所の方が多いのではないでしょうか。そして、(3)で紹介した求人サイトでは求人せず、事務所のウェブサイトを通じてのみ行っている事務所も割と多いです。

自分の取り扱い希望分野がある人は、その分野で著名な弁護士が所属している、または、ウェブサイト上で専門性を謳っている事務所に応募していくことになります。

また、有名事務所に興味がある人は、その事務所名で検索してウェブサイトにアクセスし応募していくことになります。

ウェブサイトである程度の事務所のイメージがつかめるので安心感がある一方、(3)の方法の場合と同じですが、条件面の話が内定直前時又は内定時まで出てこないというデメリットがあると思います。

「条件面が合わないことが分かっていれば、最初から応募しなかったのに!」

という不幸が訪れるリスクが高いです。

繰り返しになりますが、エージェントつけていれば応募する前から割と具体的なレンジを示してもらえますし、 その他事前に確認しておきたい絶対譲れないポイントも聞いてもらうことができるので無駄がありません。

なお、四大法律事務所(ないし五大法律事務所)をはじめとする大規模企業法務系法律事務所の新卒採用は、形式的には、事務所ウェブサイトからの応募を要件としてる一方、実質は、応募以前に行われるインターンでどの人材に内定を出すか決めています。が、分類の便宜のため、このようなケースでもウェブサイトから応募する方法に分類させていただきます。また、需要があれば、 大規模企業法務系法律事務所 への就職・転職に特化した記事も投稿しようと思います。

(5) エージェントを利用する方法

最後に、エージェントを利用する方法です。

Rayが(1)-(5)の中で一番オススメする方法です。もちろん、この方法だけをやってくださいという趣旨ではなく、他の方法と組み合わせるとより効果的だと思います。

エージェントを使ったことがない人に概要を説明させていただきます。

①まず、例えば、下記にリンクを貼ったMS-Japanやビズリーチなどのエージェントを介して就職・転職できるウェブサイトに登録します。(なお、ビズリーチは転職者向けですが、MS-Japanは新卒での就活にも対応しています。)

【MS-Japan】

MS-JapanのエージェントはMS-Japan帰属のエージェントですので、MS-Japanに紹介してもらうというイメージです。

【ビズリーチ】

一方、ビズリーチは、各々自分のオフィスをもって活動しているエージェントがビズリーチに登録し、ビズリーチに登録した転職希望者にアクセスできるという手段で、ビズリーチが転職先を紹介するというのではなく、エージェントと転職希望者のマッチングを行っているというイメージです。

②登録する際に、一定の個人情報と、希望職種や希望条件(地域、年収等)を入力します。

③登録が完了すると、色々と動き出します。

【MS-Japan】

上記で説明したMS-Japanとビズリーチの違いに起因するのですが、 MS-Japanを利用する場合は、 MS-Japanのオフィスなどで一度MS-Japanのエージェントの一人と面談を行うというプロセスが介在します。

そして、面談の際に、履歴書等の提出が求められるので、逆に言うとこの際に履歴書のブラッシュアップ等についても相談できます。

面談を行ったエージェントがメイン担当という形になり、密接に連絡をくれるようになります。もちろん、他のエージェントにも情報共有がされるので、就職・転職希望者にマッチした案件があれば他のエージェントからも連絡がきます。

興味のある案件には応募希望を出し、面談をセッティングしてもらいます。

興味があるけど、もう少し事前情報が欲しい場合はエージェントに聞きます。エージェントも知らない情報であれば、エージェントから先方に問い合わせてくれます。

【ビズリーチ】

一方、ビズリーチは登録後からバンバンエージェントからメッセージが届きます。

メッセージから魅力的に感じたエージェントや興味のある案件を持っているエージェントに連絡して、話を進めていきます。

エージェントごとにスタイルは異なりますが、基本的に、案件に応募する前の段階で少なくとも一回はエージェントとのフィジカルな面談又は電話会議を行うことになります。

エージェントは、その面談を踏まえて、転職希望者の適性やプラスでの紹介案件を検討することになります。

こちらも、 興味があるけど、もう少し事前情報が欲しい案件などについては応募前にエージェントに聞くことができます。エージェントも知らない情報であれば、エージェントから先方に問い合わせてくれます。

Rayの経験談としては、MS-Japanとビズリーチのいずれも利用していました。

やはり、エージェントによって持っている案件が異なるので、両方登録しておいて正解でした。

Rayは良い案件をたくさん紹介いただき、 MS-Japan及びビズリーチ経由で内定を複数いただくことができました。

大変迷ったのですが、最後は直感に従い、ビズリーチ経由の内定先にお世話になることにしました。

Rayの経験からも、一度はエージェントを付けてみることをオススメします。

何しろ、先方との面談の日程調整などの連絡をしなくてよいのが楽です!

エージェントを介して気楽に質問できるのが楽です!

第三者の観点からのアドバイスがもらえるので、自分では考えもしなかったけど、実は向いていそうな法律事務所を紹介してもらえたりメリットは大きいです!

基本的には無料で利用できるので、個人情報を登録しなければならない点と受信メールが増える点がクリアできるのであれば、登録すべきと思いますよ。

【MS-Japan】

【ビズリーチ】

4 さいごに

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

就職・転職活動は、大変ですが、希望があって楽しい面もあると思います。

有意義な就職・転職活動のために少しでもお役に立てれば幸いです。

頑張ってください!

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