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法律事務所への就職・転職(実践編その1)

弁護士の就職・転職

1 はじめに

 こんにちは、弁護士のRayです。前回の投稿からご無沙汰してしまいましたが、これからは継続的に投稿していく予定です。

 さて、今回は以前投稿した法律事務所への就職・転職(方法編)の続編として、履歴書や職務経歴書にはどのようなことを記載するとよいか面接ではどのようなことがきかれるのか内定受諾までどれくらいの期間引き延ばせるのか等も含めて実践的な内容を書いていこうと思います。

 法律事務所への転職を考えている司法修習生、弁護士、その他法曹の方々はもちろん、インハウスへの転職を考えている方々にも参考になる部分はあると思いますので是非最後まで読んでみてください。

2 履歴書・職務経歴書提出から内定までの流れ

(1)前提

方法編でも記載したとおり、特に転職については私はエージェントを利用することを強くお勧めしておりますので、以下では MS-Japanやビズリーチなどでエージェントをつけることを前提として書いていきます。

 もちろん、エージェントを付けない場合にも当てはまる内容ばかりですので、エージェントを付けない予定の方にとっても有益な内容となるはずです。

(2)大まかな流れ

 大まかな流れとしては、①エージェントに会う、②法律事務所を紹介してもらう、③気になる法律事務所へエントリー(履歴書・職務経歴書を提出)する、④書類審査を通過した法律事務所の弁護士と面接(複数回のことも)、④食事会、⑤内定、⑥内定受諾・内定辞退となります。

 ①②については 方法編で説明しておりますので、以下では③以降について私の経験を踏まえて書いていきます。

3 履歴書・職務経歴書提出

(1)履歴書

ア 記載が求められる事項

 履歴書で記載が求められる事項は、①氏名、②生年月日、③住所、④連絡先(電話番号、メールアドレス)、⑤学歴・職歴(職歴に修習も忘れず記載してください。)、⑥免許・資格(弁護士登録も忘れずに!)くらいでしょうか。

 よくある質問として、メールアドレスはフリーメール(GmailやYahooメール)でもよいか?というものがありますが、私はすべての就職活動及び転職活動はGmailで問題なく行えましたし、現に私が所属したことのあるすべての法律事務所において、採用活動で応募者のメールアドレスかフリーメールか否かを気にしたことはありません。

 気にするなら、メールアドレスの文字列を気にした方が良いと思います。例えば、love ●●のようなややカジュアル?なものは避けた方が良いのではないでしょうか。

 また、こちらもよくある質問ですが、学歴をいつから記載すればよいか?というもの。

 こちらはケースバイケースだと思います。通常は高校卒業から書き始める人が多いと思います。ですので、高校卒業から記載しておけば無難にはなります。

 ただ、例えば特に小規模事務所などでは個人的つながりなどで覚えが良くなることもあります。例えば出身地がボスと同じなど。そういうことを喜ぶ弁護士は一定数います。その延長で、戦略的に幼稚園から記載する方もいると聞きます。少しでも、事務所メンバーの誰からの経歴に引っかかることを期待しての戦略という理解です。

 私は、履歴書には高校卒からしか書いておりませんでしたが、地元が同じ先生がいれば面接や食事会で小学校名くらいは流れの中で出していました。

イ 志望理由をどう書くか?

 履歴書一番のポイントといえば、志望理由。一番力を入れて書きたいところですよね。

 どんな書面でもそうですが、読み手の立場を意識して書くことが重要です。

 これを志望理由に置き換えると、読み手である採用側は、①うちの事務所に本当に入りたいと思っているのか②うちの事務所に貢献してくれそうかという観点で志望理由を読むことになりますので、この点が伝わるように記載することが重要です。

 具体的には、事務所の注力分野(特定の分野での採用であればその分野)での経験があること、経験はないもののこれまでの経験が役立つはずであること、これから学んでいく意欲があり、かつ、適正があると考えていること等を記載することになると思います。

 特に、「経験はないもののこれまでの経験が役立つはず」という点は腕の見せ所だと思います。

より個別具体的な相談をされたい方がいらっしゃいましたら、コメント欄等で対応させていただくことも可能です。

(2)職務経歴書

ア 記載が求められる内容

 職務経歴書は新卒の場合には求められませんが、転職の場合には必ず求められます。記載が求められる内容は、①要約、②職務経歴、③資格・免許、④外国語能力、⑤自己PRといったところでしょうか。

 ①要約は、10行程度で②ないし⑤をまとめたうえで、どういう理由・目的で転職活動をしているのか結ぶ形が分かりやすくて良いと個人的には思っています。

 ②職務・経歴は後で詳細に検討します。

 ③資格免許は、履歴書と同様で良いと思います。

 ④外国語能力は、客観的指標(TOEFLのスコアや英検1級など)に加えて、海外留学・研修経験や実務での使用歴等も簡潔に記載するのが良いと思います。その方が、読み手にイメージが伝わりやすいと思います。

 一方、特にスコアや実績を持っていない方は、転職活動開始とともに勉強を開始していること等をアピールすることになると思います。抽象的に「頑張ります!」と記載するだけでなく、「●年●月のTOEFLを受検予定でスコア●●を目標としており、そのために●●をしています。」と具体的な情報を記載するように心がけるとよいと思います。(もちろん、一定以上の年次(5年以上?)における渉外事務所や外資系法律事務所への転職では、一定程度の外国語能力が求められることが通常ですので、すでに一定のレベルに達していることが求められます。)

 ⑤自己PRについては、5行程度で自分の性格や職歴には記載しない学生時代のこと(部活動やゼミ)について軽く触れる感じになるのではないでしょうか。よほどインパクトのある内容でなければ読む方はそれほど重要視しないものと思われます。

イ 職務経験を効果的に記載するには?

(ア)お作法

 まず、複数の職歴がある方は、直近の職歴から記載するようにしましょう。直近の経歴が一番重視されますので。例えば、2010年12月からA法律事務所、2014年4月からB法律事務所に所属している方は、B法律事務所のことから記載します。

 具体的な構成の一例を上げますと、B法律事務所(2014年4月~現在)として、事務所の①事務所の事業内容②従業員(所員)数③開設日④職位(現在のものと入所時のもの)を記載した上で、⑤自身が経験した事業の内容を記載し、その後にA法律事務所についても同様に記載するという方法が考えられます。私はこの構成が自分には一番合っていると思いましたので、いずれの転職の際にもこの構成で職務経歴書を作成しました。

(イ)ポイント

 分量的には直近の事務所についてA4約1頁、それ以前もの各半頁くらいのイメージでしょうか。前職が2つの場合このように書けば、4頁以内に収まると思います。

 内容としては、やはり、求められている業務経験またはそれに近いものから順番に記載すべきでしょう。ざっくりしたイメージでいえば、企業法務系の法律事務所に提出する職務経歴書を作成する場合、仮に現職が一般民事中心の事務所であっても一定程度の企業法務の経験があるのであれば、それを先に書くべきと思います。

 渉外業務を扱っているのであれば、例えば、クライアントの何割程度が外国の企業であり日常的に英文契約書のドラフトやレビューをしていることなどをアピールすることができるでしょう。また、海外との電話会議等を行っている場合は、会話についてのアピールになると思います。

 こちらについても個別具体的な事項についてコメント欄等でご連絡いただければ対応することも可能です。 

  今回は、長くなってしまったので、面接以降ついては次回に説明することにし、今回は見出しのみとさせていただきます。

4 面接

(1)どんな質問をされるのか?

 こちらをご参照ください。

(2)どんな話をすればよいか?

 こちらをご参照ください。

5 食事会

(1)面接との違いは?

 こちらをご参照ください。

(2)経験談

 こちらをご参照ください。

6 内定

  こちらをご参照ください。

7 内定受諾・内定辞退

(1)受諾(辞退)までどれくらい待ってもらえる?

  こちらをご参照ください。

(2)受諾(辞退)はどのように行うか?

  こちらをご参照ください。

8 最後に

  こちらをご参照ください。

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